交通事故に遭ってしまった!体験記

平凡なみそじOLを襲った「不幸の宝くじ」。経験も知識もないけど、納得のいく解決までの記録です。

事故後398日 保険会社からの通告

弁護士さんから電話が入った。
相手側保険会社から、症状固定をしてほしいと連絡があったそうだ。

リハビリに通っている病院からは治療を続けられると言われたばかりなのに、驚いた!
症状固定の判断をするのは、医者なのでは??

弁護士さんが言うには、保険会社がリハビリの病院に聞き取りをしたうえでの判断だそう。
あれ?医者からは、保険会社が私のカルテやレントゲンを見て、まだこんなにひどいのか?という反応をしていたと聞いたのだけど。
また、医者は、「仕事に関しては、座り仕事ならできなくもない」と伝えたと言っていた。これが、仕事に復帰しても問題ないという方向に取られたからかも?

症状固定とは、傷病の状態が安定し、医療を行っても効果が期待できなくなった状態。症状が一進一退になった状態、ということ。
それは、賠償の側から見た場合、治療期間が確定されて、以後の治療費や休業損害などの請求ができなくなること。
症状固定をしたからといって、治療をしてはいけないのではなくて、治療を続けたければ、自費で行ってくださいということ。
え?だって事故なんかなければ病院通うこともないんだけど。納得はいかない。

実際に、仕事をこなせるのか?と聞かれると、「できます!」とは言い切れない。
仕事は、主に事務仕事で座っていることが多いけど、時折重いダンボールを運んだりもする。
体調がどうなるのかはやってみないとわからない。
不安な点は、骨折した左側腸骨や仙腸関節が、長時間同じ姿勢をしていると痛むこと。それでなくても、鈍痛は常に感じていること。骨盤のバランスが崩れたことによって、腰痛・肩こりが以前に比べて出やすくなっていること。

いちど休業損害を打ち切ると、体調が悪化して再度休職したいと訴えても休業損害がまた支払われるのは難しいそう。なので仕事復帰の時期は慎重に考えること、と弁護士さんに言われていた。しかし、給料の補償がなくなる以上は、働き出さないといけない。

でも、いつまでも心配して動き出せないのでは、この先のことが進まない。たぶん、仕事をし始めたら意外と治っていくかも!?(リハビリの先生には、そう励まされた)

それはそうと、休業損害を支払うのは、1月末までと言われてしまった。連絡があったのは、あと1週間ちょっとで1月も終わりという時期。なんて急なんだ!それはないんじゃない!?と、またまた納得いかない。心の準備ができない!

とりあえず、会社に復帰したいと連絡をして、いつからにするか相談することになった。

自分で解決!交通事故の損害計算と示談交渉のテクニック

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事故後387日 リハビリは続けられる?

総合病院から症状固定されてしまった翌日、早速リハビリに通っている整形外科に行った。
弁護士から、早めに指示を受けた方がいいと言われたからだ。

整形外科の医師は、少し見解が違った。
リハビリは、昨年の3月から通いだしたので、治療は基本的に1年。ということでいくと、3月まではリハビリに通える、ということだった。

リハビリは、開始した直後なら効果が上がってくるが、続けていくと次第に効果もなくなってくる。
私に関しても、治療効果はそろそろ変わらなくなる状態に近づいているそうだ。
痛みが30から20に減っても、0になるのは難しい。付き合っていかなければならない。
それは、分かっているのだが、まだ、自分の気持ちとしては病院に通っていないと不安がある。見守っていてもらいたい。

結局は、体の治り具合ではなくて期間で決められるのだな、ということは飲み込むことにした。悲しいけど、どこかで「おとしどころ」をつけないといけないのだ。


そして、こうも言われた。
手術をした大病院と、アフターケアをする病院の役割は違う。
そちらの病院では、正直もう、することはないのだろう。それなら、症状固定は致し方ないとは思うと。
確かに、総合病院では、たまにレントゲンを撮って問診をするのみだった。
見捨てられた、と、感じてしまったが、言われてみれば、日々リハビリに通っている病院の方が私の状況を把握してくれている。

総合病院には、命を救ってもらった。医師や看護師からは、それでいいじゃないかという雰囲気も感じ取れた。

交通事故で、体の一部をなくしてしまう、不自由になってしまう、それどころか亡くなってしまう人もいる中、生かしてもらって歩けるまでに回復したのだから、それ以上望むことがあるのだろうか?と、考えることもある。
しかし、こんなことがなければ悩まずに済んだこと、痛み、費やさなければならなかった時間を思うと、納得いかない気持ちがある。
この先も、傷や痛みのせいで罹患リスクの上がる病気もある。結婚、出産、子育て、老後。この先の生き方を考え直さなければならなくなった。
大なり小なり、私は被害者。


リハビリには引き続き通えることになったので安心した。
しかし、それも長くはないので、いよいよ示談に向けて保険会社との交渉が始まる。

事故後386日 症状固定

担当医より、症状固定を言い渡される。
「もう、することはないんですよね」
「基本、(治療は)1年なんですよ」
突然に言われて慌てる。

まだ不安なことや、通い続けたいこと、痛みも残っていることを訴えても押しきられた。
後遺障害診断書のことを聞いてみたところ、持ってきてくれれば書きますよ、とのこと。
回らない頭で、可動域制限のことを聞いても、
「これ以上いかない、ってことないでしょ?そうでなければ検査の必要はない」、とばっさり。

リハビリは違う病院に通っているので、そちらも行けなくなるのか(自費で行かなくてはならないのか)をたずねると、それはその病院の先生が決めることだから別、とのこと。

私は、事故後運ばれて手術をし、入院していた総合病院では退院後のリハビリを断られたので、リハビリは近所の整形外科に通っている。
正直に言えば、リハビリに通っている病院に通えなくなる方が苦しい。
まだ行けるだろうか?

もともと手術に立ち会ってくれた担当医は、私の退院とほぼ同時期に異動でいなくなってしまった。現在の担当医には、あまりなじめず思い入れもない。それは向こうも同じなのだろう。
痛みは一生消えない。治療1年だからもう終わりにしましょう、とは、納得いかない。

ちなみに、頭部の脱毛については、治療は続けてもらえる。


すぐさま、弁護士に相談。
医師が症状固定を切り出してきたら、もう撤回は難しいとのこと。
リハビリに通っている整形外科の担当医の指示を仰ごう、ということになった。
ちなみに、保険会社から打ち切りの話はまだないそう。
保険会社からの圧力がないのに、医師からそんなことを言われるとは思わなかった。

毛がまだまだ無い!

暑い、蒸れる季節になってきました。
全体的に頭髪は毛量が多く、夏は頭に熱がこもるのですが、
抜けてしまった部分はツルんとしたままを保っています。

頭皮を検査した結果は、、、
皮膚も毛根も未熟で、毛が生える力がない
事故の時に負った傷のせいで毛が抜けてしまったのだろう
とのことでした。おそらく、精神的なものではないそうです。

ああ、そうですか。それはそれで、原因がその方が分かりやすい。

形成外科的な手術で、髪の生えている皮膚と皮膚をくっつけることもできると言われました。
でも、そこまでしなくてもいいかな、というのが今の気持ちです。

髪が生えるかどうかは、わからないそうです。
薬(アンテベート軟膏0.05%)を根気よく塗り続けて、生えるかどうか?
今回の検査や、傷痕の様子を見ると、皮膚が弱くてケロイド化しやすいんでしょうね。と、言われました。
確かに、手術の痕と、挫傷を縫い合わせた痕は、勢いのいいミミズのようにぷっくり腫れています。

いつかは生えると信じて、あまり神経質にならずに。
ほっとけば、「あ!なんか生えてる!」という日が来るかもしれない!

パン屋さんにはまる

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下土狩駅前にあるパン屋さんです。
午後に行くと、売り切れて閉店してしまってることが多く、買いそびれたことも何度か。。。
常にお客さんが、出入りしてます。

国産小麦、天然酵母パンのお店です。
もちもちのかみごたえと、小麦の甘さがすきです。
ああ、想像しただけでよだれが。

あまりひとつのものにこだわる方ではないですが、このお店は通ってます。

BGMに星野源が多いのと、手ぬぐいでお店が飾られているのもツボです。
先日、店主さん(おそらく。厨房からおいでになったので)が自分が持っている同じ柄の手ぬぐいを頭に巻いておられて、ついつい声をかけてしまいました。


おいしい、満たされるパン屋さんです。


とがりベーカリー
http://togaripan.exblog.jp/

毛が無い!

後頭部に、ハゲができてしまってます。
幸い、隠せてます。髪がかぶさっていて、かきあげなければわかりません。

発見当初は500円×2ヵ所だったんですが、やがて合併して大きくなりました。さらにもう1ヶ所1円を伸ばしたような楕円の形のハゲが見つかり、その2ヶ所を治療しています。

入院していた時に、妙に毛が抜けるなぁ、、、とは思っていたんですが、まさか1ヶ所から抜けてるとは、思いもよらず。
抜けた毛は、松葉みたいな形をしてました。一つの毛穴から2本、3本生えてたんですね。

これはもう、精神的ショックだ!円形脱毛症だ!と、自分の受けたダメージが心にも傷を作ってることが、はっきり形として現れたんだと思いました。反面、私も意外にナイーブなんだな、と、ホッとした気持ちもあったりして。。。
でも、実際に抜けた毛を見るとショックでした。毛が多くてボリュームがあるのが悩みでもあったけどいいところでもあったので。
髪はオンナの命。いや、オトコだって気にしますね。

退院してからは、出かける際に帽子をかぶることが増えました。
日焼け対策もありますが、なんとなく、心の深いところで気にしてるのかもしれません。


入院時から皮膚科に通って、注射、塗り薬(デルモベート スカルプローション)を試してきましたが、一向に変わらず。
黒い毛穴はある。でも生えない。
先生からは、精神的ショックであるなら、気持ちが落ち着いてくれば生えてくるでしょう、と言われていました。
でも、突発的に生えなくなることもあるんだそうです。理由は、はっきり断定はされなかったです。

まあ、退院して生活がだんだんと日常にもどってくれば、ほっといた方が生えるかもね~、くらいでいました。

そのうちに、注射していたステロイドも効かず、あまり打ち続けるのも体によくないので、塗り薬のみに変わりました。
この薬は診察時に先生に塗ってもらうもので、だんだん濃度を上げていきます、と言われました。
これを約2週間に1回、3回ほど続けて、あまり効果なし。

ついに、皮膚を検査しましょう、ということになりました。
もしかしたら、事故の時にできた傷が瘢痕となって、毛が抜けたのかもしれない、とのこと。
ここまできていまさらだけど、事故の時の傷のせいかもしれないんだ!

検査して、脳に異常はないと言われたから安心してたけど、たんこぶは確かにできていました。
何より、骨折と挫傷のことに気が行っていて、異常ないと言われた頭のことまで気をかけてあげられなかったよ。

ごめんね、頭皮。

神経痛

事故で左骨盤を骨折しましたが、受傷したのはそこだけではありません。

右足ひざ下・外側に20針ほど縫った跡があります。

皮膚が裂けて筋肉が見えてたそうです(おお~コワイ!)

 

皮膚をひっぱってなんとかくっつけて縫い合わせてくれたそうです。

入院中、しばらくは包帯をして動かさずにいました。

傷からのしみ出しがなくなった時点で包帯を取り、血栓予防のストッキングをはくようになりました。

その時はわからなかったんですが、この右足が、骨折箇所以上の悩みになるとは。

 

骨は折れていないので、右足は傷さえくっつけばなんともないかな、と、思っていました。

 

しかししかし、なんとも言えない不快感。

内くるぶしの上あたりから、膝の内側にかけてしびれが残っています。

  時折、ピリッピリッと、点を打つように電気的な痛みが走ります。

そして、たまに、冷たくもないのにヒヤッとした感覚もあります。

  これが、ふいにやってくるので「お、来たな来たな...」と、その時はおとなしくおさまるのを待ちます。

 

仲良くしていくしかないんだな、と思います。

いつか治るだろうね、と、淡い期待をしながらのお付き合いです。

 

主治医の先生からは、

「傷のせいで末梢神経が損傷したのでしょう」とのこと。

「治るかもしれないし、治らないかもしれない」 と、言われています。 私が何度も同じこと聞くので、このセリフの繰り返しです。

 

神経の痛みは、目に見えないしレントゲンにもうつらないから、あまりわかってもらえてないように感じます。

 

温泉の効能の「神経痛」。 ここをいちばん気にして温泉を探すようになるとは!